2025年2月21日に、ドイツの中心部で旅行者が刃物で襲われる事件が発生しました。事件が発生した場所は、「虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑」の敷地で、多くの観光客が訪れる人気の場所です。
そんな場所で観光客が襲われたため、ドイツで大きな話題となっている事件です。そんな事件について、こちらの記事では紹介しています。
襲撃事件の詳細について
発生時刻:2025年2月21日(金)18時頃
事件内容:虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑の敷地で、観光客が刃物で刺されたもよう。現在のところ、事件の詳細については不明。
事件現場:虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑(ベルリン中心部にあるスペース。ブランデンブルク門近くにあり、多くの観光客が訪れる場所)
負傷者:重症者1名(スペイン人観光客)
犯人:2月21日21時前に現場付近で逮捕。シリア人難民と報道あり。
ドイツで続く一般市民を狙った襲撃事件
2024年よりドイツで無差別に一般市民を狙った事件が連続しています。
ドイツのマンハイムの事件 / 死者1名 (2024年5月31日 政治集会を狙っているため一般市民を狙った事件ではありません)
ドイツのゾーリンゲンの事件 / 死者3名 (2024年8月23日)
ドイツのマグデブルクの事件 / 死者6名(2024年12月20日)
ドイツのアシャッフェンブルクでの事件 / 死者2名(2025年1月22日)
ドイツのミュンヘンでの事件 / 死者2名(2025年2月13日)
ドイツの治安
日本とドイツの治安の比較ですが、殺人事件の発生率で比較できるかもしれません。
日本:0.233 (2022年)
ドイツ:0.823 (2022年)
日本とドイツの殺人事件発生率(10万人あたり)
日本とドイツを比較すると、ドイツの殺人事件の発生率は高くなっています。しかしドイツが際立って高いわけではありません。他国に比べると比較的発生率は低いです。
そのため一般的に無差別襲撃に巻き込まれない限り、旅行者が殺人事件や傷害事件などに巻き込まれることはないでしょう。ただしスリや盗難の発生率が高いため、軽犯罪には気を付ける必要があります。
ドイツで事件に巻き込まれたら
ドイツで通報や病院への搬送などが必要な場合、下記の電話番号に連絡しましょう。
ドイツ警察: 110
ドイツ消防・救急: 112