ホーム / オーストリア / ウィーンで見逃すことができないレオポルト美術館

ウィーンで見逃すことができないレオポルト美術館

オーストリアの首都ウィーンには数多くの美術館があります。多くの美術館があるのですが、その中にはその美術館でしか見られないような、素晴らしいコレクションを持っている美術館もあるのです。

レオポルト美術館もそんな美術館の一つで、ここでは20世紀初頭のオーストリアの象徴するアーティスト、エゴン・シーレの作品を多数コレクションしており、シーレの世界観を楽しめる美術館となっています。こちらの記事では、シーレの作品を多くコレクションするレオポルト美術館について紹介します。

充実したシーレのコレクションを持つ美術館

レオポルト美術館はウィーン中心部にある近代の美術作品を紹介する美術館です。美術館は、美術作品のコレクターだったレオポルト夫妻がコレクションした作品を展示する場所となっています。夫妻は19世紀から20世紀初頭までに制作された美術作品を収集しており、それらの作品が美術館のコレクションの中核となっています。

特に20世紀初頭にオーストリアで活躍した画家、エゴン・シーレの作品が多く含まれており、シーレや世紀末美術のファンにとっては必見の美術館と言えるでしょう。

ミュージアムクォーター

レオポルト美術館が位置するのはウィーン中心部のミュージアムクォーターと呼ばれる複数に美術館が集まる場所です。近代美術館、クンストハレウィーン、建築センターなどが集まり、文化的なエリアとなっています。

また美術史美術館はすぐ近くにあり、分離派会館も地下鉄で二駅のところにあります。そのため、他の美術館と合わせて訪れることができる観光旅行にはぴったりの場所なのです。

近代美術を多く所蔵する美術館

美術館の歴史は新しく、1994年にレオポルト夫妻の膨大な美術作品を元にして美術館の礎は築かれ、2001年に美術館はオープンしました。

白く直方体の建物はミニマルな建物となっており、ミュージアムクォーターにある、グレーでオブジェのような形をした近代美術館(MUMOK)と対をなしています。そんな美術館には、20世紀のオーストリア美術を紹介する常設展と共に、近代の美術作品をテーマとした特別展も開催しています。

エゴン・シーレ

美術館のコレクションの中核とも言えるのがエゴン・シーレの作品ですが、そんなシーレはオーストリアの20世紀初頭を象徴するようなアーティストであるため、美術館では当時のオーストリアの雰囲気を感じられるかもしれません。

シーレは美術界に広がっていた保守的なあり方を嫌い、エロティックで退廃的な絵画を描いていました。それは保守的な雰囲気に抗う、挑発的で過去の枠組みに捉われない新しい美術でもあったのです。

見どころ:シーレの主要作品

レオポルド美術館には、シーレの絵画作品が40点以上もコレクションされており、シーレの世界観を感じるには打ってつけの場所と言えるでしょう。そんな美術館の目玉作品と言えるのは、シーレの主要作品です。

そのうちの一つはシーレの時画像で、強い眼差しを見せる自身の顔を描いています。他にも、シーレと親しい関係にあったグスタフ・クリムトとの自画像もあり、保守的なものを向き合って革新的な作品を生み出した二人の姿や姿勢を作品の中で見ることができるでしょう。

グスタフ・クリムトの作品も

このような美術館ですが、楽しめるのはシーレの作品だけではありません。オーストリア美術のシンボル的な存在である、グスタフ・クリムトの作品や、同時代の画家で同じくシンボリックで表現主義的な作品を描いたオスカー・ココシュカの作品も展示されています。

そのためウィーンの世紀末的な雰囲気を感じられる多くの作品を、こちらの美術館で楽しむことができるのです。

ウィーンで必見の美術館

ウィーンには多くの美術館がありますが、もし世紀末のオーストリアの雰囲気や、シーレの美術作品を楽しみたい人にとっては、見逃すことができない重要な美術館です。また多くの美術館があるウィーンで必見の美術館となっています。ウィーンを観光するなら、ぜひレオポルト美術館を訪れてみてください。

レオポルト美術館 / Leopold Museum

アドレス:MuseumsQuartier, Museumsplatz 1, 1070 Wien

開館時間:10〜18時 / 火〜日(12月31日10〜17時)

休館日:火曜、12月24日

入場料:19ユーロ

Web-Site:レオポルド美術館