イタリアの首都ミラノには多くの美術館があります。多くの美術館があるため、どの美術館を訪れるか迷う人も少なくないでしょう。もしミラノで、他の美術館では味わえないような特別な体験を求めるなら、お勧めしたいのが現代アート作品を展示する巨大な美術館ピレリ・ハンガー・ビコッカです。そこでは規格外の巨大な作品を、広大な展示スペースで展示しています。そのため、圧倒的な作品体験をすることができるのです。こちらの記事では、そんなな美術館ピレリ・ハンガー・ビコッカについて紹介したいと思います。
大企業が母体の美術館
ピレリ・ハンガー・ビコッカはイタリア北部の都市ミラノにある現代アートの美術館です。タイヤの製造などで知られるピレリが母体となっており、2004年に設立された歴史の新しい美術館です。大規模な工場が文化施設へと生まれ変わり、スケールの大きい現代アート作品を展示しています。展示の中心となっているのは巨大な作品を制作するドイツ人アーティスト、アンゼルム・キーファーの作品です。その規模や作品体験から、ミラノで必見の美術館となっているのです。

工場から生まれ変わった美術館
ピレリ・ハンガー・ビコッカが位置するのは、美術館が位置するのは工業地帯を再開発したエリア、ビコッカ地区です。街の中心部から外れ、他の観光スポットから離れた場所にあります。そもそも美術館の建物は工業地帯に建てられた工場や倉庫の建物でした。だからこそ、通常の美術館にはない巨大なスケールのスペースで展示が可能となっているのです。

広大な展示スペース
美術館が位置するビコッカ地区は、20世紀初頭から多くの工場が建ち並ぶ工業地帯として開発されていました。そんな場所に建てられた建物ですが、1980年代には利用されなくなります。そして再開発を通じて、文化的な場所に生まれ変わっています。そのため建物は大きく、高さが30メートルもある巨大なものとなっています。そして、背の高いを空間を活かして、大規模な作品を展示しているのです。

物語を感じさせるキーファーの作品
ピレリ・ハンガー・ビコッカの展示の中心となっているのは、アンセル厶・キーファーの作品です。キーファーはドイツ人アーティストで、スケールの大きい絵画やインスタレーション作品で知られています。作品は神話などをテーマとしており、物語を感じさせるような作品を制作しているのです。

圧倒的なスケールを誇る展示
高さ30メートルの展示室に聳えるのは塔のような構造物です。他にも鉛など特別な素材を用いた巨大な絵画作品も展示されています。『七つの天の宮殿 (I Sette Palazzi Celesti)』と名付けられた作品はユダヤ教の神秘主義(カバラ)をテーマにしており、壮大な世界観を感じることができるでしょう。

無料で楽しめる美術館
スケールが大きく普通の美術館では見られないような作品を楽しめるピレリ・ハンガー・ビコッカですが、驚くことに入場料は無料となっています。そして、展示は常設のキーファーの作品だけでなく、特別展も開催され、異なるアーティストの作品も楽しむことができるのです。

ミラノで必見の美術館
ピレリ・ハンガー・ビコッカは他の美術館では体験できないような作品体験を楽しめる特別な美術館です。そんな素晴らしい美術館にも関わらず、入場料は無料になっています。そのためミラノを訪れるなら必見も美術館です。ぜひミラノ観光でピレリ・ハンガー・ビコッカを訪れてみてください。

ピレリ・ハンガー・ビコッカ / Pirelli Hangar Bicocca
アドレス:Via Chiese, 2, 20126 Milano MI
開館時間:10:30—20:30 (最終入場:21:30)
入場料:無料
Web-Site:Pirelli Hangar Bicocca
