最近ヨーロッパで各国で凶悪な襲撃事件が連続して発生しています。今回中による銃撃事件が発生したのはスウェーデンです。現在詳細はわかっていませんが3名が銃によって襲撃されたと報道されています。
こちらの記事では、事件の概要や、最近のスウェーデンの治安、そして増加する銃犯罪について、簡単に紹介しています。
こちらの記事では続報があり次第、情報を更新していきます。
(4月30日更新)
事件の概要
発生日時:2025年4月29日(火)午後
事件現場:スウェーデン、ウプサラの中心部にあるヘアサロン
死者:3名(15歳〜20歳の人物)
犯人:現場から電動スクーターで逃走。18歳以下の人物が確保されたと報道あり
事件の内容;銃撃により3名が撃たれ死亡。容疑者は現在逃走後に確保。警察はギャングの抗争の可能性を含めて捜査中
事件が発生した都市ウプサラ
スウェーデン4位の人口18万人が住む都市。スウェーデン南部にあり、首都ストックホルムからは鉄道で1時間以内に訪れることができます。北欧最古の大学があり、大学都市として知られています。
銃犯罪が続くスウェーデン
2025年2月4日にスウェーデン南部の都市で地元の人間が教育施設を銃で襲撃して10人が殺害される事件が起きています。そのわずか2ヶ月後に起きた事件であることから、スウェーデンには大きな衝撃が走っています。近年のギャングなどによる銃犯罪の増加のため、政府は銃規制を検討している報道されています。
スウェーデンの治安
スウェーデンは世界の国と比べると比較的安全です。しかしヨーロッパで見るとドイツやオランダに比べると高く、フランスに近い凶悪事件の発生率となっています。
日本とスウェーデン、殺人事件発生率(10万人あたり)
日本:0.233 (2022年)
スウェーデン:1.147 (2023年)
日本とスウェーデンの凶悪事件(殺人事件)の発生率を比較すると、およそ6倍となっています。日本が世界的に見ても低いために、スウェーデンの犯罪率が一際高く見えます。またスウェーデンは周辺国と比べても(ドイツ/0.823、フランス/1.335、オランダ/0.691 )、殺人事件の発生率は高いことがわかります。
スウェーデンで事件に巻き込まれたら
スウェーデンの警察と救急の電話番号は下記の通りです。
警察・救急車・消防署共通: 112
在スウェーデン日本国大使館:(市外局番08)-579-35300