スペイン、ポルトガル、フランスで大規模な停電が発生しています。特にスペインは全土で停電が発生していると報道されており、大きな影響が発生しています。スペインとポルトガルでは、公共交通機関にも影響が出ており、リスボンの地下鉄は運行停止との報道も入っていました。またフランスの一部でも今回の停電の影響を受けており、非常に広範なエリアでの停電となっており、今後も公共交通機関、生活のインフラ、そして飛行機の運行など、様々な面で影響が出る恐れがあります。(4月29日更新、スペイン、ポルトガル、フランスといずれも大部分の都市では電力は回復していると報道されています。)
停電についての情報
発生日時:2025年4月28日12時半頃
停電が起きている国:スペイン全土、ポルトガル全土、フランスの一部、アンドラ
停電についてわかっていること
スペイン
- 必要な電力の99%を回復(現地時間8時の情報)
- 非常事態宣言は継続(現地時間8時の情報)
- マドリードの地下鉄が運転再開
- ビルバオ、カディス、セビリア、サラゴサ、ビーゴ、サン・セバスティアンなど通勤電車運行停止中(現地時間9時の情報)
- 長距離の路線、マドリード発のフエルバ、カディス、サラマンカ、バダホス、ガリシア方面行きは現在も運休中(現地時間9時の情報)
- 4月29日の飛行機のフライトに遅延や多少のキャンセルが出る可能性もあるが、運行状況は安定
- スペインでは盗難や犯罪を防ぐため3万人の警察を配備
- スペインにある原子炉は停電にも関わらず、安全な状況
- テニスのマドリードオープンの4月28日の試合が開催延期
ポルトガル
- 650万戸の住宅のうちの620万戸の住宅で電力が回復(現地時間8時の情報)
その他
- ポルトガル政府はサイバーアタックの可能性を除外
- スペイン政府もサイバーアタックの可能性を除外
- スペインの電力会社もサイバーアタックの可能性を除外
停電の最新情報の確認
各メディアでは現在起きている停電の状況を伝えています。
続報が入り次第、情報をアップデートします。