海外旅行で気になる重要なことの一つが、訪れた国と日本の時差です。特に問題となるのは時差ぼけで、訪れた国では昼であっても、日本では夜であるため、体が順応できず眠たくなることもあるでしょう。またサマータイムによって、時差が変わってくることも頭痛の種となるかもしれません。
今回紹介するのは日本とイギリスの時差です。またイギリスのサマータイムがいつ始まり、いつ終わるかについても、こちらの記事で紹介したいと思います。
日本とイギリスの時差は夏8時間、冬9時間
- イギリスと日本の時差は8時間 (3月下旬から10月下旬まで/サマータイム期間中)
- イギリスと日本の時差は9時間 (10月下旬から3月下旬まで)
日本とイギリスの間の時差は季節によって異なります。イギリスがサマータイムの期間の時(3月下旬から10月下旬まで)は時差は8時間となります。日本がUTC(協定世界時)が+9時間となっており、イギリスは+1時間となっているからです。
- 日本はUTC+9 (協定世界時より9時間先行)
- イギリスはUTC+1/サマータイム時(日本がイギリスより8時間先行)
- イギリスはUTC+0/非サマータイム時(日本がイギリスより9時間先行)
つまり日本はイギリスより8時間先行していて、日本でお昼の12時はイギリスの早朝4時となるのです。ただしサマータイム が終わると(10月下旬から3月下旬まで)、イギリスはUTC+0時間となるため時差が9時間となってしまうのです。
2025年のイギリスのサマータイムはいつからいつまで?
- 2025年のイギリスのサマータイムは3月30日〜10月26日
通常イギリスでサマータイムが始まるのは3月の最終日曜日です。2025年の場合は3月30日です。そして標準の時間に戻るのは通常10月の最終日曜日です。2025年の場合は10月26日となります。
2025年3月30日にイギリスのサマータイムがスタート
イギリスでは2025年3月30日の01:00に時計の針が進み、02:00となります。朝起きると、いつもより1時間時計の針が進んでいることになります。そのため寝坊したと勘違いすることもあります。

2025年10月26日にイギリスのサマータイムが終了
2025年10月26日の02:00に時計の針が戻り、01:00となります。朝起きると、いつもり1時間時計の針が戻っていることになります。そのため、朝の1時間を得したような気分になるかもしれません。

イギリスのサマータイムは廃止される?
- イギリスでサマータイムが廃止されるのはしばらくなさそうです。
最近ではサマータイムの廃止の動きが世界各国で見られると言われています。実際にEUではサマータイムを実際に廃止する動きもありました。
しかし2020年にイギリスはEUを離脱しており、EUの動きに従う必要はありません。また市民の中にはサマータイムの廃止を望む声もありますが、現状維持を求める声も多くあります。
報道を見る限り、イギリスではしばらくサマータイムを維持することは確かなようです。
イギリスのニュースメディア「The Guardian」によるサマータイムに関するコラム
他のヨーロッパ諸国のサマータイムについては、こちらの記事で紹介しています。