海外旅行で気になることの一つが訪れた国と日本との時差です。ヨーロッパの国々は日本との大きな時差があります。例えば、日本からオランダを訪れた場合、オランダでお昼でも、体内時計は日本時間のままで眠たくなることもあるかもしれません。このように時差は時差ぼけを起こすことがあるため気を付ける必要があるでしょう。
そんな日本とオランダの時差ですが、時期によって変わることに驚かされるかもしれません。なぜならサマータイムを導入しているオランダでは、夏と冬で日本との時差が変わってくるからです。今回紹介するのは日本とオランダの時差です。また時差を変えてしまうサマータイムのスケジュールについても、こちらの記事で紹介したいと思います。
日本とオランダの時差は夏7時間、冬8時間
オランダと日本の時差は8時間 / 日本時間12:00 の時に オランダ時間は 4:00
(10月下旬から3月下旬まで)
オランダと日本の時差は7時間 / 日本時間12:00 の時に オランダ時間は 5:00(3月下旬から10月下旬まで/サマータイム期間中)
オランダと日本との時差はサマータイムの期間中と期間外で変わります。オランダがサマータイムに入ると(3月下旬から10月下旬まで)、時差は7時間となります。日本がUTC(協定世界時)が+9時間で、オランダは+2時間だからです。日本はオランダより7時間先行しており、日本がお昼の12時にオランダは早朝5時となるのです。ただし夏が終わりサマータイムが終わると(10月下旬から3月下旬まで)、オランダはUTC+1時間となるため、時差が8時間です。
2024年のオランダのサマータイムはいつからいつまで?
2024年のオランダのサマータイムは3月31日〜10月27日
他のヨーロッパ諸国同様オランダでサマータイムに切り替わるのは3月の最終日曜日です。2024年の場合は3月31日です。そして標準の時間に切り替わるのは10月の最終日曜日です。2024年の場合は10月27日です。
2024年3月31日にオランダのサマータイムがスタート
オランダでは2024年3月31日の02:00に時計の針が進み、03:00となります。朝起きると、いつもより1時間時計の針が進んでいることになります。そのため寝坊したと勘違いすることもあります。
2024年10月27日にオランダのサマータイムが終了
2024年10月27日の03:00に時計の針が戻り、02:00となります。朝起きると、いつもり1時間時計の針が戻っていることになります。そのため朝の1時間を得したような気分になるかもしれません。
オランダのサマータイムは廃止される?
オランダでのサマータイムの議論は続いています。
最近ではサマータイム廃止の動きが世界各国で見られるようになりました。そしてトルコのように近年サマータイムを廃止した国もあります。報道によれば、実際にEUでは2021年に加盟国がサマータイムを行う義務を廃止しています。そのためサマータイムの継続はEU加盟国の判断に任されています。しかし今のところサマータイムを廃止している国は出てきていません。ですが今後の他のEU諸国の動きによって、オランダはサマータイム廃止を選択する可能性もあります。
他のヨーロッパ諸国のサマータイムはこちらの記事で紹介しています。