ギリシャを旅行するなら、気になることの一つは日本との時差でしょう。ヨーロッパの国の多くは時差が大きく、訪れた国が昼でも、体内時計が日本時間のままで眠たくなることもあるのです。このようにギリシャと日本の時差は時差ぼけを起こすことがあるため気をつけたいこところです。
そんなギリシャの時差ですが、季節によって変わることに驚かされるかもしれません。なぜならサマータイムを導入しているギリシャでは、夏と冬で日本との時差が変わってくるからです。今回紹介するのは日本とギリシャの時差です。またギリシャのサマータイムのスケジュールについても、こちらの記事で紹介したいと思います。
日本とギリシャの時差は夏6時間、冬7時間
ギリシャと日本の時差は6時間 / 日本時間12:00 の時に ギリシャ時間は 6:00(3月下旬から10月下旬まで/サマータイム期間中)
ギリシャと日本の時差は7時間 / 日本時間12:00 の時に ギリシャ時間は 5:00(10月下旬から3月下旬まで)
ギリシャと日本との時差はサマータイムの期間中か期間外で変わってきます。ギリシャがサマータイムの期間の時(3月下旬から10月下旬まで)は、時差は6時間となります。日本がUTC(協定世界時)が+9時間となっており、ギリシャは+3時間となっているからです。
日本はギリシャより6時間先行しており、日本でお昼の12時はギリシャの早朝6時です。ただし夏が終わり通常の時間に戻ると(10月下旬から3月下旬まで)、ギリシャはUTC+2時間となるため、時差が7時間となちます。
2024年のギリシャのサマータイムはいつからいつまで?
2024年のギリシャのサマータイムは3月31日〜10月27日
ヨーロッパ諸国同様にギリシャでサマータイムが始まるのは3月の最終日曜日です。2024年の場合は3月31日になります。そして標準の時間に戻るのは通常10月の最終日曜日です。2024年の場合は10月27日となります。
2024年3月31日にギリシャのサマータイムがスタート
ギリシャでは2024年3月31日の03:00に時計の針が進み、04:00となります。朝起きると、いつもより1時間時計の針が進んでいることになります。そのため寝坊したと勘違いすることもあります。
2024年10月27日にギリシャのサマータイムが終了
2024年10月27日の04:00に時計の針が戻り、03:00となります。朝起きると、いつもり1時間時計の針が戻っていることになります。そのため、朝の1時間を得したような気分になるかもしれません。
いずれも日曜日に変わるため、土曜日とは1時間異なる時計の時間となります。そのためニュースなどを見ていないと、時計の針が進んだり、戻ることに気付かないこともあるでしょう。
ギリシャのサマータイムは廃止される?
最近ではサマータイム廃止の動きが世界各国で見られるようになりました。報道によれば、実際にEUでは2021年に加盟国がサマータイムの取り入れる義務を廃止しています。しかし義務がなくなって以降もEU加盟国では現状維持としており、サマータイムを廃止する国は出てきておりません。ですが、今後もサマータイム廃止についての議論は続いていくでしょう。
他のヨーロッパ諸国のサマータイムについては、こちらの記事で紹介しています。