最近ヨーロッパの国々では無差別襲撃事件が連続して発生しています。今回事件が発生したのはオーストリアの学校です。
2025年6月10日の午前にオーストリア南部の都市グラーツの学校で銃による無差別発砲事件が発生しました。複数の学生と職員が撃たれており、複数の死傷者が出ています。
最近ヨーロッパの国々では襲撃事件が連続して発生しています。今回事件が発生したのオーストリアの学校です。一般市民を狙った無差別殺人事件ではありませんが、学校で発生した事件であり、多くの死者が出る凶悪事件であるため、こちらで紹介します。
こちらの記事では現在わかっている事件の状況について紹介します。
事件の概要
発生日時:2025年6月10日(火)10:00頃
事件現場:オーストリア南部の都市グラーツ(Graz)のギムナジウム
死傷者:死者10名(学生と職員)、負傷者12名以上(うち2名が重篤な状態)
容疑者:21歳オーストリア人の元学生(自殺した状態で発見)
事件の内容;容疑者が学校で銃を乱射、複数の死傷者が出る。
オーストリアで近年に発生した無差別襲撃事件
2025年2月15日に難民希望の男が刃物で、通りを歩く少年を殺害する事件が発生しています。今回の事件は一般市民を狙う事件ではありませんが、2月に無差別襲撃事件が発生しており、定期的に凶悪事件が発生している状態です。
オーストリアで起きた無差別襲撃事件
昨年末からオーストリアで、通りすがりや多くの人々が集まるイベントの参加者を狙った無差別襲撃が発生しています。
ドイツとオーストリアの治安
日本、ドイツ、オーストリアの殺人事件発生率(10万人あたり)
日本:0.233 (2022年)
ドイツ:0.823 (2022年)
オーストリア:0.876 (2023年)
日本と比較すると、ドイツとオーストリアの殺人事件の発生率は高くなっています。しかしドイツとオーストリアも他国に比べれば高いわけではありません。また無差別襲撃にでも遭遇しない限り、旅行者が殺人事件や傷害事件に巻き込まれることは稀でしょう。ただしスリや盗難といった軽犯罪に遭遇する可能性があるため、気を付ける必要があります。