海外旅行で気になる重要なことの一つが、訪れた国と日本の時差です。特に問題となるのは時差ぼけで、訪れた国では昼であっても、日本では夜であるため、体が順応できず眠たくなることもあるでしょう。またサマータイムによって、時差が変わってくることも頭痛の種となるかもしれません。
今回紹介するのは日本とイギリスの時差です。またイギリスのサマータイムがいつ始まり、いつ終わるかについても、こちらの記事で紹介したいと思います。
日本とイギリスの時差は夏8時間、冬9時間
例:日本時間12:00 → イギリス時間4:00 (3月下旬から10月下旬まで)
日本時間12:00 → イギリス時間3:00 (10月下旬から3月下旬まで)
日本とイギリスの間の時差は季節によって異なります。イギリスがサマータイムの期間の時(3月下旬から10月下旬まで)は、時差は8時間となります。日本がUTC(協定世界時)が+9時間となっており、イギリスは+1時間となっているからです。
つまり、日本はイギリスより8時間先行していて、日本でお昼の12時はイギリスの早朝4時となるのです。ただしサマータイム が終わると(10月下旬から3月下旬まで)、イギリスはUTC+0時間となるため、時差が9時間となってしまうのです。
2024年のイギリスのサマータイムはいつからいつまで?
2024年のイギリスのサマータイムは3月31日〜10月27日
通常イギリスでサマータイムが始まるのは3月の最終日曜日です。2024年の場合は3月31日です。そして標準の時間に戻るのは通常10月の最終日曜日です。2024年の場合は10月27日となります。
2024年3月31日にイギリスのサマータイムがスタート
イギリスでは2024年3月31日の01:00に時計の針が進み、02:00となります。朝起きると、いつもより1時間時計の針が進んでいることになります。そのため寝坊したと勘違いすることもあります。
2024年10月27日にイギリスのサマータイムが終了
2024年10月27日の02:00に時計の針が戻り、01:00となります。朝起きると、いつもり1時間時計の針が戻っていることになります。そのため、朝の1時間を得したような気分になるかもしれません。
イギリスのサマータイムは廃止される?
イギリスでサマータイムが廃止されるのはしばらくなさそうです。
最近ではサマータイムの廃止の動きが世界各国で見られると言われています。実際にEUではサマータイムを実際に廃止する動きもありました。しかし2020年にイギリスはEUを離脱しており、EUの動きに従う必要はありません。また市民の中にはサマータイムの廃止を望む声もありますが、現状維持を求める声も多くあります。報道を見る限り、イギリスではしばらくサマータイムを維持することは確かなようです。
イギリスのニュースメディア「The Guardian」によるサマータイムに関するコラム
他のヨーロッパ諸国のサマータイムについては、こちらの記事で紹介しています。